EXWのチラ裏

遊戯王マスターデュエルチームEXWメンバーが気ままに書くブログ

【壊獣十二獣召喚獣】とか言うふざけたデッキと十二獣全盛期の思い出

こんにちは。しらこです。

マスターデュエルでは、1/10からの新制限でベイゴマックスが緩和されますね。前回の改訂で十二獣の会局が禁止から一気に無制限カードになったので、今回のベイゴマックス無制限によって会局3枚、ベイゴマが3枚という何年前やねんみたいな異常事態となっています。

そこで今回は会局3枚、ベイゴマが3枚使えていた7年前の2016年に僕が使用していた【壊獣十二獣召喚獣】、通称【3獣】デッキを懐かしみたいと思います。

こちらです【3獣】

会局3枚ベイゴマが3枚だけでなく、ブルホーンとモルモラット3枚、妨げられた壊獣の眠りが3枚使えたイカれた時代であったため、いくらマスターデュエルとは言えまだ構築は不可能です。しかし独自路線を走っているこんなゲームなので、もしかしたら全て使えるようになるのも夢ではないかもしれませんね。

(多分今のカードプールだともっと凶悪な使い方されると思うけど・・)

このデッキを使っていた2016年は【十二獣】全盛期。ちなみにリンクモンスターはまだ無く、ライカも後発カードだったのでまだいません。

十二獣というデッキは誘発受けが抜群に良く、1枚から妨害と後続(ブルホーンがあったので)を確保しつつ自由枠の多さから誘発や汎用札をタコ投げすることで下位のデッキを駆逐していきました。

しかしながら、そんな十二獣にも弱点があり、ブラックホールのような全体除去で盤面が崩壊してしまいます。よって妨げられた壊獣の眠りは対十二獣の強力な捲り札だったわけですね。(余談ですが、月の書や我が身を盾にやエネミーコントローラーのような往年のジジイカードも強く使えて良ゲーと呼ばれていました。)

そんな環境で僕は真正面から向き合わずにこんな変なデッキで大会に出ていたわけなんですが、これが結構強かったんです。

当時の十二獣の戦術

当時の十二獣はモルモラットが3枚使えました。

マスターデュエルでも何かの間違いで解除されたときのために覚えておくと便利なのですが、モルモラットには隠された(?)効果でX素材になっている時に獣戦士エクシーズに『素材を1個抜いてデッキからモルモラットを特殊召喚する』を付与する効果があるんですね。

例えばモルモラットを素材にワイルドボウを出し、タイグリスを重ねてモルモラット効果を使うと、盤面にタイグリス+モルモ、タイグリスに更にドランシアを重ねて効果を使うとドランシア+モルモ+モルモという何ともインチキな動きが出来たわけです。

つまり、モルモラットが3枚あるとモルモラットor炎舞天キor会局orベイゴマックスが十二獣(=ドランシア)+ランク4モンスターになります。今はライカがあるのでもっと伸びますが確かライカが発売した時にはモルモラットは規制されていたはずです。

先攻ではドランシアの横にダイガスタエメラルを出して射出したモルモラットや十二獣エクシーズをデッキに戻してリソースを回収しつつ1ドローという動きが基本でした。

また、この展開の過程でブルホーンとかいう獣戦士なんでもサーチできる禁止カードの効果でヴァイパーをサーチできるので1枚から『ドランシア+ガガガザムライ+(手札)ヴァイパー』の状況が作れ相手のモンスターを1体破壊しながらガガガザムライ(1900×2)+ヴァイパー入りドランシア(1200)で5000ダメージ取れました。

つまり妨げ+これらの初動があれば相手の盤面を壊滅させつつ自分の場にはサンダーザキング(3300)が出て相手の壊獣はドランシアで割れるのでワンキル。という、ヌメロンのようなワンキルが可能です。

召喚獣というもう一つの出張テーマ

召喚獣もまた、十二獣同様多くのデッキに採用されていた出張テーマです。当時はリンクモンスターがいなかったので、今のようにアレイスター1枚からメルカバーは立たず、素材にもう1枚何か用意しないといけないちょっと世話が焼けるギミックでした。故に十二獣に強いうさぎであったり、先攻で浮くサンダーザキング、十二獣の展開の後にライディーンの素材になるベイゴマックスが必要となってきます。

とはいえ、召喚獣は十二獣と絡んだ後にメガラニカから3000打点で壊獣を引かなくても十二獣ワンキルを成立させたり、メルカバーの成立は十二獣の弱点である全体除去に耐性を持たせるのに優秀だったので【3獣】というデッキが成立していました。

 

ぶっちゃけこんな真面目くんデッキでは今のマスターデュエルのようなインフレした環境では勝てるわけないのですが、会局やベイゴマを見ると、どうも思い出してしまうのでした。